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無添加タバコで2桁成長 成長を促す”哲学”(前編)

競争が激しいタバコ業界の中で、毎年2桁成長を遂げている会社がある。「ナチュラル アメリカン スピリット」の輸入・販売を手がけるサンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンだ。ナチュラル アメリカン スピリットは無添加タバコの代名詞とも言える製品で、多くの“熱心なファン”を抱える。 「哲学」――。代表取締役社長の東智徳氏は、同社を説明する際、何度もこの言葉を口にした。成長の裏側には確固たるビジョンの共有、そして人をやる気にさせる動機付けがある。それらを支える道具の一つがオフィス環境であり、ITである。東氏が掲げるサンタフェ流ワークスタイルに迫った。 東智徳氏……サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパン代表取締役社長。米国の大学を卒業後、日本コカ・コーラなどで長くマーケティングを担当。2008年より現職 オフィスはビジョンを凝縮している 同社地下一階のミーティングスペース――。そこは、木の温もりに満ちていた。壁一面に力強い色彩で描かれた、特徴のあるグラフィティ。東京・赤坂のビル内とは思えない異空間が広がる。東氏によれば、このスペースには会社の成り立ちが深く関わっている。 「我が社は1982年に、米国のサンタフェ(ニューメキシコ州)で、3人の若者が創業しました。もともとネイティブアメリカンが吸っていたような、添加物の入っていないタバコが世の中にあるべきではないかということで始まったのがきっかけです。タバコの品質のみが重要な無添加タバコを製造する中で、我々が『PRC』(Pure、Residue、Clean/純粋で残留物がほとんどないクリーンな栽培法)と呼ぶ、より地球に優しい減農薬農法によるタバコ栽培を行っています。また1980年代後半からはタバコ葉のオーガニック栽培も始めており、2000年には米国の農務省からも認証を得ています。 この歴史を考えたとき、今のオフィスに移動する際にまずやりたかったのは『地球環境に優しい』という我々の思いを本気で伝えることでした。もちろん、それは日々の活動の中でも伝えていくことですが、オフィスは象徴的なスペースでもあります。 ですから、床材を間伐材にしたり、アンジュレーション(起伏)と呼んでいる段差には、使い古しのパレットを使用したりしています。さらにこの壁の絵は『大地に根ざして働く喜び』を伝えたいとの思いから、懇意にしているGravityfreeという2人組のアーティストに描いてもらいました。彼らもナチュラル アメリカン スピリットの愛煙者です。 ナチュラル アメリカン スピリットは、こうしたクリエイティブな方々に支持していただくことが多く、こちらもクリエイティブな方たちを支持していきたい気持ちがある。ある意味このオフィスは、我々が大事にしているビジョンを凝縮した空間なのです」 木とグラフィティが織りなす開放的なスペース。クリエイティブかつリラックスできる空間となっている 冒頭に挙げたように、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンは順調に成長を遂げており、年々、社員も増えている。目の届く範囲だった社員数は100人ほどになり、社歴の短い社員も多くなってきた。こうした急成長の中、サンタフェ ナチュラルタバコ ジャパンでは豊かな個性をどのように維持しているのだろうか。 「多くの人を管理するとなると、やはりどうしても”野武士”みたいな人ばかりではまとまりがつかなくなる。そうした意味では、尖った人たちが減ってきているのではないかという危機意識を持っています。野武士がいなくなってしまうと、会社として面白味がなくなってきますから。 ただ、入社して1~2年の社歴が浅い社員に、私はいつもこう言っているんです。『基本もよくわからず、型も身についていないうちに型を破ろうとすると形無しになる。型が身についてから、それを破って上に行くことで型破りな人になるんだよ』と。これは歌舞伎役者の中村勘三郎さんがおっしゃっていた言葉(※注:元々は教育者の無着成恭氏がラジオ番組で答えたもの)なのですが、全くその通りなのではないかと。ですから若い社員は、まず型を身につけてもらう時期だと思っています。しかし、型をがんじがらめにするつもりはありません。自分で型を見つけて、自分の責任で型を破れるようになったら、どんどん破ってもらいたいですね」

---historical reference--- · 7月 2, 2015

タバコの吸い殻をリサイクル!―バンクーバー市で世界初の試み

タバコの吸い殻をリサイクル!―バンクーバー市で世界初の試み カナダ / 環境・エコロジー タバコの吸い殻をプラスチック製品に。道端に落ちている、灰皿にてんこ盛りになっている、あの「タバコの吸い殻」を、プラスチック製品にリサイクルする試みが、バンクーバー市で始まった。 この試験的プログラム『The Cigarette Waste Brigade® pilot program』は、TerraCycleが実施しているもので、市と協力して行うのは今回が世界で初めて。ニューヨークに本部を置く同社は、リサイクルが難しいとされる廃棄された物や製品を、再び利用可能な製品に作り替えることを事業としている世界でも知られたグリーン企業だ。アメリカ、カナダをはじめ、世界22カ国で展開している。 バンクーバー市ダウンタウンの目抜き通りグランビル・ストリートに設置された「専用灰皿」 そのTerraCycleが、今回この試験的プログラムをバンクーバー市と協力して実施する理由を、副代表アルベ・ザケス氏は「バンクーバー市の方が私たちの企業を選んだから」と11月12日の記者会見で述べた。本来は、ニューヨークやシカゴ、ロンドン、東京などの大都市で実施したかったという。「ただ、このプログラムを実施するには、市や市長からの『意気込み』が必要で、そうした情熱と責任感を見せてくれたのがバンクーバーだった」と語った。

---historical reference--- · 7月 2, 2015

タバコの吸殻20万本で公園のベンチ作る 共産圏出身の起業家が見つけた高収益のゴミビジネス

2月2日付のBBCニュースで、廃棄物から消費者向けの製品を作り出す「テラサイクル社」を紹介していました。リサイクルしにくいタバコの吸い殻やビスケットの包装紙、化粧品のケースなどを集めて、再利用する方法を見つけるビジネスです。 マクビティやジョンソン&ジョンソン、ケンコなど有名企業の事業所から排出された廃棄物や、消費者が慈善団体への寄付と引き換えに持ち込んだゴミを回収し、材料になるまで処理して製造業者に売り、バッグやベンチ、ゴミ箱などの製品に作り替えます。(文:夢野響子) スナックの包装紙やタバコの吸い殻から「製品」作る   回収されたタバコの吸い殻は、フィルター部分がプラスチック製の貨物用パレットに生まれ変わり、葉と紙の部分は堆肥に。口紅やマスカラのケースは形を変えて、公園のプラスチック製滑り台などになります。 創設者で最高経営責任者のトム・サーケイ氏(33)は、ぼさぼさ髪にジーンズ、トレーナー姿。典型的な新世代の起業家ですが、生まれは共産時代のハンガリー。4歳で両親とオランダへ、10歳でカナダへ移住しました。

---historical reference--- · 7月 2, 2015